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2013-10-09

西粟倉村訪問記


やって来ました阿蘇の森。

健吾さんとのぶちゃんがドームテントに暮らしている阿蘇の森。

阿蘇の森は秋の味覚オンパレード中。栗食べながら、アケビ食べながら、健吾さんとのぶちゃんと、今後の色々を話し合ってます。

さてさて、日本のモノづくりの現場視察。ずっと気になっていた西粟倉村の「森の学校」に行くことが出来ました。

5月、パタゴニアから帰国して間もない頃に、恵比寿のやたらと活気付いていた大衆酒場で出逢った、たけちゃん。とにかく彼からは学ぶことがテンコ盛りで、逢う度に刺激をもらう訳ですが、今回、たけちゃんの仕事現場である西粟倉村を案内してもらい、打ちのめされました。

西粟倉村には森と村が共存する理想の姿が!

あれから2週間ちかくが過ぎた今、阿蘇の森で振り返る、ここがスゴかった西粟倉村。

○お昼に西粟倉村の森の学校に到着。その日は丁度、「小村力開発塾」のワークショップが開催されていた
。参加者の方に交じって頂いた鹿肉カレーが絶品過ぎて、先ず打ちのめされる。因にワークショップには、ここ阿蘇の隣町、小国からもはるばる参加している女子も。

○たけちゃんが案内してくれて森林組合、製材工場ライン、木材乾燥室などを一通り見学する。でっかい丸太が建材になり、床板になり、割り箸になり、割り箸にもなりきらない半端材をもう一度張り合わせて床板にしているアイディアに打ちのめされる。木材を使い切っている。

○家具職人の大島さんの工房「ようび」を訪問。大島さんの家具作りにかける情熱、こだわりに打ちのめされる。大島さんは強度の弱い檜の家具作りは「難しい」と言われていた常識を打ち破り、洗練されたデザインの中に強度も取り入れて檜の椅子や机を作っている。優秀な若いお弟子さんも集まり、計5人の工房は笑いと活気と自身に溢れてた。「三度の飯より家具作り」な感じの大島さんは、「西粟倉村の檜」にこだわった家具づくりに徹底することで、西粟倉村の森を守っている。その他、家具のデザインにかける情熱が半端で無いけど、長くなるのでこの辺で。

○翌日には西粟倉村の森を歩く。樹齢百年のきちんと管理された檜の森。大島さんの家具の檜はその森から来てる。広葉樹の低木も程よく交じっていて、明るい森。隣には鬱蒼と密植された杉林が見える。そのコントラストを見ると、人工林は間伐が命だってことが良く分かる。さらに山を登ると広葉樹主体の原生林。ミズナラの大木があったりして、人工林とは全く違う風景の森を山頂までゆっくり歩く。数時間の見事な「森のお勉強ツアー」にやっぱり打ちのめされる。

○極めつけ、帰り際にお昼ご飯で寄ったのが、お好み焼き屋の「紫」。店主のおばあちゃんは90歳。60歳の時にお店を始めた。健康の秘訣はヤカンで作る野菜の煮汁。飲ませてもらったら優しい味の野菜スープ。その日の煮汁は人参とかぼちゃの切れ端で作ったそう。お好み焼きも勿論おいしくて、文句無しに打ちのめされる。

ということで、夢見心地で西粟倉村を後にした訳ですが、泊まった宿、お隣の美作市にある超いかした古民家の「難波邸」では「日本酒ナイト」なるイベントがあり、山陰の選りすぐりのお酒と、これまた絶品の鹿肉やスズメバチの幼虫なんて珍味も出てきて、完全にノックアウト状態でした。

そんな訳で、これでもか。と畳み掛ける様に西粟倉村の魅力を見せつけられた一泊二日の旅でした。

人口1300人程の西粟倉村。かつては限界集落と言われていたこの村に全国からお客さんが来る様になっています。まさに、小さな村の力。

ここでは書ききれない西粟倉村の魅力は体感あるのみ。皆様、是非一度機会を見つけて行ってみて下さいませ。

ニシアワー(西粟倉村のサイト)
たけちゃんとの往復書簡


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