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2009-03-27

エンジンかかってきました。

今回の旅の写真がたくさん載っています。是非、以下を見てみて下さい。

http://picasaweb.google.com/seedman921

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北海道蘭越町までやってきました。

昨日、今日と、蘭越の渡辺三朗さん、通称さぶちゃん宅にお世話になっています。さぶちゃんは小樽に
ある北海道千年の森プロジェクトのメンバーです。10年前に東京から移住したそうです。昨晩は蘭越産
のソバ粉を使って、最高に美味しい十割そばを食い倒れる位に作ってくれました。

さぶちゃんは棟梁さんで、国産材をふんだんに使ったさぶちゃん邸はとっても居心地が良いです。大黒
柱は樹齢80年の吉野杉を9本使っています。間伐材として切り捨てられている吉野杉を使っています。や
っぱり木の家はいいなー。

北海道ウォークは思いのほか寒く雪の日が多いですが、心温まる出逢いの連続で、寒さも吹き飛ぶ楽し
い毎日です。

やっぱり歩いて木を植える旅は最高!

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日々奇跡

3月26日

ウォークが始まって、あっという間に一週間が経ちました。現在地はニセコ。お陰さまで順調に旅が進
んでいます。というか、奇跡が起こっています。

小樽からニセコまでは国道5号線があるのですが、忙しい国道を避けて、昨年開通した新しいルートで山
越えしてニセコを目指しました。

そのルートが実は結構な峠越え。

しかも、3月の終わりだと言うのに、連日の雪模様。吹雪いています。これは予想外。視界が悪いと、車
の運転手から歩いている僕達の姿が見えにくくなり、危険です。伴走車で一旦峠を越えて次の目的地に
向かって、天気の回復を待って、元の地点に戻って歩きを再会することにしました。

つまり、我等がアンジェラ号で雪の中、この結構な峠を往復した訳ですが、天ぷら油で走るハイエース
のアンジェラ号は後輪駆動です。スタッドレスを履いてくれているのですが、思った以上に滑ります。
最初の峠越えで、アンジェラちゃんは見事に雪壁に乗り上げて出られなくなり、通りかかったイギリス
人と日本人の素敵な夫婦と、パトロール車に引っ張り出してもらい、ほっと一息。

峠を越え、2kmの長いトンネルを抜けると雪は大分収まっています。その日お世話になるニセコ運輸
さんの運転手さんの休憩室でお昼を済ませると、再度、峠を越えて歩き地点に戻ることにしました。

再びの峠越え。トンネルを抜けるとやっぱり吹雪いています。山一つ越えると別世界。その峠を下って
いるとアンジェラ号がおしりを振って制御不能に。アンジェラ号を運転してくれている剛(ごう)さん
の有り得ない程に見事なカウンターテクニックで、本当に奇跡的にアンジェラ号は無傷でした。

あの後何度思い返しても、あれだけおしりを振って最後は後ろ向きに停まったアンジェラ号が無傷だっ
たことが不思議でたまりません。

剛さんのゲーセン仕込みのテクニックに加えて、そこには大きな力が働いていたに違いないです。

それは、仲間の皆が旅の安全を祈ってくれているからです。

旅のスタートを一緒に歩きに来てくれたミキオちゃんが、「車だけは事故するなよ。その時点で旅が終
わるぞ。」と言っていたのを何度も思い出しました。

皆さんのお陰で無事でした。ありがとうございます!

実はその後も僕達を歩き地点に戻してくれたアンジェラ号が峠を登れないというハプニングが続くので
すが、それもまた、札幌から雪の中、歩きに来てくれたアースデイ北海道の仲間、かっぱちゃんと目良
さんのお陰で事無きを得ました。

あの峠越えは大きな試練でしたが、それを乗り越えて皆の心が一つになりました。

そして今日までの一週間、既にここの書ききれない位の方達のお世話になっています。

小樽の隣町の赤井川村では珠帆美汐(たまほみしお)さんが村の方達を集めてお話会を企画してくれま
した。

一年半住んでいる小樽市忍路の山向こうの皆さんに初めてお逢い出来ました。お話会の後も珠帆さんの
お宅に皆さん集まってくれました。小さなお子さんを連れている方達が多くて、息子の一心も大喜び。
アットホームな会で僕達を包んでくれました。

珠帆さん(本名は濱田さん)のお宅は5人家族。お父さんが作ってくれた手作りスポンジケーキの美味し
かったこと。濱田家の心からのおもてなしが有り難かったです。

珠帆さんはコーチングの先生で、色んなワークショップを企画しています。「珠帆美汐」で検索してみ
て下さい。そして、4月17日からの3日間は、「地球防衛軍結成式ワークショップin北海道」を開催しま
す。興味のある方は、「ちきゅぼー」で検索してみて下さい。

次の倶知安町でお世話になったニセコ運輸さんはゴミのリサイクルをしています。朝、出発前にリサイ
クルセンターを見学させて頂きました。

紙とプラスチックを溶かして燃料にしたり、発砲スチロールを溶かして固形化している現場を見せても
らいました。作業員の人達が手作業で色ビン、透明ビン、プラスチック、缶と一つ一つ分けているのを
見ると、自分が出すゴミはきちんと分別しようという気持ちになります。

やっぱり「百聞は一見に如かず」で、こういう現場を見せてもらうことはとても大事です。

僕達は歩きながらゴミも拾っています。やってみると気持ちが良いです。

僕達の受け入れを手配して下さったニセコ運輸の中村さん、ありがとうございます。中村さんはJC(青
年商工会議所)のメンバーで、小樽JCの呼びかけに応えて下さいました。

そして昨晩は比羅夫(ひらふ)にあるペンション、ビレッジハウスにお世話になりました。

オーナーの橋本さんは倶知安の駅前で旬菜(しゅんさい)というレストランをやっていて、昨晩は本当
に、ほっぺたが落ちるディナーを頂きました。もし倶知安に行くことがあったら皆様、旬菜の味は見逃
せません!あー、思い出しただけでもヨダレが。

最後に、旅の経過報告です。スタートの長橋小学校での10本の植樹に加えて、昨日の朝は倶知安町の鈴
木さん宅にて我が家で育てたイタヤカエデの苗木3本を植えさせてもらいました。イタヤカエデは倶知安
町の町木だということを後で知って嬉しくなりました。

北海道テレビさんがニュース取材の中で、木を植えている場面を撮りたいということで企画して下さっ
た今回の植樹。こうやって、色んな形で皆さんに協力してもらい植樹が実現していることが嬉しいです

ウォークの方も予想外の雪模様の中、予定通り南下中です。今、腹筋が筋肉痛です。日々、体が感覚を
取り戻して、歩きボディーに変化中です。

今日はこれから蘭越を目指します。この文章をアップ出来る頃は既に蘭越かな。

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ウォークメンバーの紹介

今回のウォークメンバーの紹介です。これから少しづつメンバーが増えて行きます。そして、勿論この
旅は自由参加。興味のある方が是非、ご一報下さいね。

山口浩之くん(ひろくん)。神奈川県出身、22歳。東京でニット帽を編む仕事をしていましたが、旅に
出ることを決意して会社を辞めることに。会社に辞表を出した日に、たまたま手にした雑誌の記事でこ
のウォークのことを知り、その日に僕に連絡をくれました。

今被っている黒いニット帽は、出発する前になんとたったの2時間で編んでしまったという手仕事職人で
、これからの旅で、昔ながらの手仕事技を受け継ぐ人達にどんどん逢って行きたいと願っています。

山本菜緒ちゃん(なおちゃん)。東京都出身、26歳。旅行社向けのフリーライターをしています。今回
の旅のことを友人から聞き、参加を決意。お世話になっている旅行社の社長さんが彼女のことを応援し
てくれて、小さなノートパソコンを提供してくれました、彼女の日記も、是非これから紹介したいです

ウォーク開始二日後の3月22日に誕生日を迎えたばかり。東京から応援に来てくれた仲間達や、北海道の
仲間と共に、誕生日をお祝いすることが出来ました。

明るいムードメーカーの彼女は、「聞き書き」に興味を持っています。各地の「名人」や「長老」に出
逢って聞いた話を「聞き書き」する。誰かの話を聞いて、メモを取り、そのメモを元に改めて文章を作
ってみると、同じ話を聞いても出来上がる文章は三者三様。当たり前と言えば当たり前ですが、その人
の話を録音してそれを聞いて後から書くのとも、メモも何も取らずに後からその人の話を思い出して書
くのとも違った何かが「聞き書き」にはある様です。このことはこれから分かってくる筈です。

そして、小林剛(ごうさん)さん。神奈川県出身、39歳。世界各地で撮った風景写真を路上で売って生
計を立てています。その写真がとっても繊細で綺麗なんです。東京では友人宅に身を寄せることもあれ
ば、公園で野宿することもあるという強者です。正に地球が住処の自由人。

ウォークが始まる三日前に参加を決めてくれました。今回伴走車として提供して頂いた、天ぷら油で走
るハイエースを運転しつつ、ウォークに参加してくれています。

写真にある似顔絵は、黒田晃弘さんが描いてくれました。黒田さんは似顔絵を通して社会を繋ぐ活動を
しています。札幌の人、1900人の似顔絵を札幌市内の地下道に貼り出すプロジェクトを進めています。


この似顔絵、下段は中渓家、中段は左から剛さん、奈緒ちゃん、ひろくん。そして上段の二人がカズさ
んと律子さん御夫婦。カズさんは今回のウォークの事務局長をしてくれていて、僕等の頼れる兄貴分で
す。こうやってメンバーを書いてもらうと、なんだか家族みたいです。

かずさん、律子さんは東京に戻り、只今、6人家族で北海道を南下中です。
20090323_116.jpgをダウンロード

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2009-03-21

Celebration Earth Walk 無事、北海道の小樽からスタートしました!

Celebration Earth Walk 無事、北海道の小樽からスタートしました!
いよいよ始まりました。セレブレーション・アースウォーク。

昨日、3月20日の春分の日、春の始まりと共に、小樽市立長橋小学校で10本の木を植えて旅がスタートし
ました。今回植えた苗木は、我が家で育てたイタヤカエデの苗木と、札幌の手稲さと川探検隊の鈴木さ
んが子供達と共に育てて下さった栗やミズナラです。

自分達で育てた思い入れのある苗木を地元、小樽の小学校で植えてのスタート。最高です。

なぜスタートをこの長橋小学校にしたのか。それには理由があります。

この小学校では、2007年の秋に校庭の周りに、なんと1200本の植樹をしました。主催したのは小樽の青
年商工会議所の人達が中心となって進めている北海道千年の森プロジェクト。

僕達もこの1200本の植樹祭に参加して、「これだ!」と思いました。

北海道在来の1200本の広葉樹。この木々が水を含んでズッシリと大きくなると、小学校が水の壁で覆わ
れる様なもので、火事の時には火を喰い止めてくれる環境防災林として活躍してくれます。

そして何よりも、小学校の校庭が森に囲まれていたら、子供の心も朗らかになりますよね。

そんな小学校の敷地を囲む森創りを地元の方達が主体になって進めている小樽に、たまたま引っ越して
来ることが出来たのは、単なる偶然では無い気がしています。

北海道千年の森プロジェクトは、この長橋小学校での環境防災林作りだけでなく、地域の森づくりを活
発に進めています。何時の日か小樽の町は地元の方達が育てた苗木があちこちに根付いて、緑溢れる町
になる筈です。

そんな小樽を出発して、ゴールは9月21日、国連が定める国際平和デーに沖縄で開催されるセレブレーシ
ョン・アース。道々の小学校で平和の木を植えながら小樽の長橋小学校での取り組みを紹介して行くこ
とで、第二、第三の長橋小学校が出来上がったら嬉しいです。

出発前日の壮行会、そして当日の植樹祭、出発セレモニーと、北海道千年の森プロジェクトの皆さん、
小樽青年商工会議所の皆さんが主催して下さり、これ以上無い、バッチリなスタートを切りました。

そして、伴走車の天ぷら油で走るハイエースを三重県から遠路はるばる運んで下さった株式会社アンジ
ェロの内田さん。短い出逢いでしたが、きっとこれから色んな活動を一緒に出来そうです。天
ぷら油でも車が走るんだってことを、たくさんの日本の人に知って貰える様に、我等がアンジェラちゃ
ん(と勝手に車を命名)と共に沖縄を目指します。

そしてそして、主に東京から駆けつけてくれたウォークメンバーと友人達、そして、アースデイ北海道
の仲間達で、植樹後のウォークは吹雪きの中、盛大にスタート。

みーーーんなに支えられて大感激。このウォーク、大成功です。沖縄まで楽しく、健康に旅が出来てあ
りがとう! と、確信を持って、宇宙に感謝。

今日でウォークは二日目。最初の3日間は調整期間。我が家を拠点にすこしづつ南下中です。

写真は、北海道のニュース番組の取材を受けている三重県の廃油精製会社の株式会社アンジェロの内田
さんで、後ろの車が今回伴走車として提供して頂いた、我等がアンジェラちゃんです。

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2009-03-19

WONDERFUL WORLD 植林 FESTIVAL、中国植林ツアーのお知らせ

いよいよ僕たちは、明日から半年間の日本縦断、徒歩、植樹の旅をスタートします。

その前に、今日は、WONDERFUL WORLD 植林 FESTIVAL、中国植林ツアーのお知らせです!

「これだけは毎年参加します。」って人の話を聞いてから、僕も何時の日か参加したい!人生が変わっ
てしまうツアーです。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
………☆………☆………
WONDERFUL WORLD 植林 FESTIVAL
〜第5回はワンダフルな仮装姿で歌って踊って大地と心に木を植えようツアー〜
………☆………☆………

第5回目となる今回の内モンゴル植林ツアーでは、黄河沿いにあるまだ手つかず
の沙漠に植林をします!
そこは地平線いっぱいに沙漠が広がっていて、40メートルもあるような砂丘が
あり、砂滑りなんかも楽しんじゃいます!!

寝台列車で一夜を過ごしたり、小学校を訪問したり、沙漠や星空ウォッチングを
したりと、楽しい企画も盛りだくさんですよ〜!

そして今回のツアーでは『ちょっとアホで素敵な仮装植林』をします!!
スーツ姿のサラリーマン、スチュワーデスさん、きぐるみ、アフロ、はたまた
ちょんまげ姿の侍・・・などなど

ゆかいな仮装姿で日中は大地に木を♪

夜はゲストの講演会やライブで心に木を♪

歌って踊って緑を増やしませんか?

地球や未来の子供たちのために何かしたい。でも何をしていいかわからない。

そんな想いを持っているなら、このツアーが大きな一歩を踏み出すきっかけにな
れたらって思います。

みなさんの参加お待ちしてま〜す!!

詳細とお申し込みはワンフェスホームページから行えます。
http://www.wonderful-world-syokurin.org/
(※パソコンからのお申し込みになります)

ホームページが見れない環境にいる方はインフォメール
info@wonderful-world-syokurin.org
までお問い合わせください。

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2009-03-11

セレブレーションアースウォーク情報

2009年3月20日に小樽を出発、2009年9月21日の国際平和デーに沖縄で開催するセレブレーションアースに向かっての半年間の日本縦断、徒歩、植樹の旅をします。

詳細は、www.seedman333.orgをご覧下さい。

ルートはこちらの動画をご覧下さい。

皆さんの参加をお待ちしてます!

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2009-03-02

1992年 アメリカでの留学時代の話=?ISO-2022-JP?B??=

今月20日の出発前に、虫歯の治療してます。

今日でもう、5回目。久し振りに神経を抜くなんて治療をしてもらいました。
歯は大事にしないと。ウォーク中、しっかり歯磨きしよっと。

でも、良い先生でよかった。

「へー、木を植える活動してるんだ。」って興味を持っていろいろ聞いてくれます。歯医者さんと話な
んてしたこと無かったもんなー。今迄。

さ、前回からの続きです。

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ロンはプロテスタントだった。

アラスカの旅では、昔ロシアが統治していた「シトカ」という港町に行った。そこには、ロシア正教会
の建物が残っていた。西洋の国はどこにいってもキリスト教の歴史がある。ここでもロンが説明をして
くれた。ロンの説明はいつもとても分かりやすかった。なんだか、何でも知っているぼくの家庭教師の
ようだった。

盛りだくさんの旅だった。シアトルをスタートして国境を越え、バンクーバーから北へ。八月なのに気
温はどんどん下がる。夜は十一時過ぎまで明るかった。ホワイトホースという町ではアルコール度数九
十度の酒を飲んだ。飲み終わったショットグラスをひっくり返して、ライターの火を近付けると、飲み
残しの雫に蒼い炎が灯った。ドーソンシティーでは、“sour toe cocktail”という酒を飲んだ。かなり
強烈な酒で、人の足の親指がグラスに入った酒だった。なにやら、その昔、地元の人が芝刈りをしてい
て誤って切ってしまったものだという。飲み干して、ノートにサインを残した。

生まれて初めてオーロラを見た。緑色のカーテンのようなものが天高く、ユラユラと揺れている。真上
にあるときは、カーテンを真下から見ているようで、蛇のようにクネクネと曲がった緑の線が一本見え
るだけだ。遠くに見えるときは、カーテンの横面が見えるので、緑の壁がウネウネと動いているのが見
える。ぼくが見たオーロラは全部、緑色だった。初めて見たときはすごく感動した。カナダを北上して
いたころはよくオーロラが見えていたが、不思議なことに、さらに緯度が上がってアラスカに入ると、
逆にオーロラが見えなくなった。

アラスカでは、昼間は三十度近くまで気温が上がり、夜は氷点下まで下がるという恐ろしい温度差を体
験した。他のメンバーはちゃんと冬用の寝袋を持ってきていたのだが、ロンとぼくだけは、夏用のペラ
ペラの寝袋しか持っていなかった。ぼくたちは毎晩、着込めるだけの服を着込んだ。上は八枚くらい着
込んだが、ズボンが二枚しかなく、いつも下半身が寒くなって夜中に起きる。トイレに行くのが面倒だ
から、テントの入り口を開けて、下半身だけ出して用を足した。ロンとぼくは夜中に何度も目を覚まし
ながら朝を迎えた。後になれば笑い話だが、そのときは、なかなかに辛かった。

デナリ国立公園にも行った。四国と同じくらいの大きさの国立公園だ。そのスケールの大きさに驚いた
。公園の外のキャンプ場に何泊かして、セスナに乗ってマッキンリー山を間近に見ることができた。公
園内では遠巻きにクマも見た。いつの日か、ゆっくりと公園内を歩いてみたいと思った……。アラスカ
からシアトルに戻る最後の四日間は船に乗った。途中、クジラやイルカをたくさん見た。イルカがよく
船の横を泳いでいたのを思い出す。

あっという間にアラスカキャンプツアーが終わり、留学生活が始まった。しかし、留学生活もあっとい
う間だった。授業が終わると、スポーツジムに行き、その後は図書館で夜まで勉強、という判で押した
ような生活が続いた。おかげで、けっこうな好成績が取れたが、今思えば、一度きりの留学生活をもっ
と楽しめばよかったと思う。ずいぶんと真面目な留学生だった。

ぼくは経営学部だったので、アメリカではビジネスを専攻した。大学院には日本企業の方がたくさんい
た。MBAを取得するためだ。そのなかでも、当時の「さくら銀行」から来た高田さんと、「鹿島建設
」から来た上原さんご夫妻にはとくに親しくしてもらい、いっしょにスキーに行ったりもした。留学期
間中、ともに時間を過ごしたいちばんの人は、この人たちだったかもしれない。

後日の話になるが、ぼくはこの人たちの影響を受け、MBAに憧れて、就職をせずに大学院に進むこと
をめざした。ただ、ロータリー奨学金に応募したものの、願いは叶わず。選考に漏れ、遅めの就職活動
を渋々と開始した。

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