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2008-07-29

フランス、ルルドの泉から中国の天津へ

さ、いよいよ今日の昼前にはここ、フランスのピレネー山脈の麓にあるルルドの泉を出発して、ポール
と木乃実さんが居る中国の天津まで、超ロングジャーニーのスタートです。

ルルドの泉、もう一度、今度はボランティアスタッフとして6日間位滞在してみたいです。

いやー、奥深い。2日間ではなかなか理解しきれない世界がありました。


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ピレネー山脈を越えて、念願のルルドの泉に到着した。

一泊でバルセロナに戻るつもりだったけど、もう一泊して、明日はルルドからバルセロナの空港に直行
することにした。

ルルドの泉はイメージしていたものとは大きく違って、山にある泉では無く、巨大な教会の麓にきちん
と幾つもの蛇口から泉が飲めるようになっている。

洞窟の中から泉が湧いているけど、そこはカバーで覆われていて、眺めるだけ。

ルルドはキリスト教の聖地中の聖地だった。

とにかく水を飲みに来る、沐浴をする、洞窟にお祈りをする信者達で常に溢れている。

面白いのは、沐浴場所にはインド人がとても沢山居る。

インドからもわざわざ来ているのだろうか。

ポーでは宿を探すのに苦労した。やっと見つけた古い宿に着いたのは夜10時近く。

朝起きると、9時過ぎの電車に乗る為に急いで出発。

ルルドの駅に着くと、なんとなく一緒になって、アニタというボルドーから来た叔母さんが僕達を案内
してくれた。

アニタは「ハウルの動く城」の主人公の叔母さんにそっくりだ。

駅から御土産屋の通りを抜けてルルドの泉のある聖域に入る。

文字通り、そこは「聖域」として柵で囲まれて区別されている広大な敷地内にあった。

アニタはそこでボランティアの仕事もしていたそうだ。

来て見て分かったことは、ルルドの泉はキリスト教の人達の巨大な病院になっていて、ボランティアの
スタッフが住み込みでお手伝いできるようになっているということ。

6日間が最低単位らしい。

そのスタッフの食堂でアニタと一緒に昼食をとった。

いきなりの展開で、ルルドの泉が想像していた場所と全く違うことに戸惑いつつ、そんな戸惑いを楽し
んだ。

昼食のお肉は結構固かった。

昼食後、いよいよルルドの泉へ。

洞窟の中から湧き出る泉を想像していたら、

教会下に並ぶ幾つもの蛇口に行列が出来ている。

「へ?、これなの?!」

その水を飲み終えても最初はまだこれがルルドの泉とは思えなかった。

洞窟には行列が出来ている。

洞窟の中の湧き水を見て納得。湧き水はしっかりとカバーがかかって見るだけになっている。

そりゃそうだ。

これだけの人が泉に群がったら、泉もきっとあらされてしまう。

ルルドの泉は想像以上に、特にキリスト教信者にとっては特別な水だったんだ。

その日の午後、あかちくんと僕は少なくとも4リットルづつ位は浴びる程にルルドの泉を飲んだ。

トイレにも行きまくった。

不思議なことに、ルルドに着いてから、ずっと眠い。

心地良い眠気が続いていた。

ある程度満足して、宿に戻ったのが夜の7時位。勿論まだ外は明るい。

それから夜中の12時前まで2人ともグッスリと眠った。

夜中前にもう一度、ルルドの泉に行ってみた。

そこには日中とは別世界が広がっていた。

洞窟で夜中のミサをあげる、欧州のどこからか来た信者達。

綺麗な歌声。

ろうそくの灯火が幻想的だ。

感極まって泣いている女性がちらほら。

「やっぱりここはキリスト教の人達にとってとんでもない聖地なんだ。」って感じた。

そういえば、昼間、イタリアから来た女の子に、

「あんた達、なんでルルドに来たの?」

って聞かれた。

「水を飲みにと、それからルルドがどんな処か感じてみたくて。」

って言ったら、

何か言った後に、

「ビバ、ルルド!!」

って満面の笑顔で言ってた。その笑顔は忘れられない。

因みにルルドに来てボランティアをしている人達は皆、それぞれ制服のようなものを着ているんだけど
、それがまた、看護婦さんがスカーフ巻いたみたいな、とても可愛い格好。

それからボーイスカウトの子達も沢山居る。

夜のルルドの町では、そんな欧州、北米中のキリスト教の若者の交流場になってるみたいで、もう12
時過ぎだけど、やたらと盛り上がっているバーがちらほら。

スカートを履いて緑の服を着た、アイリッシュらしき若者達の大合唱。

「いやー、こんな面白い処は直ぐには帰れないなー。」

ということで、出発ギリギリまでここに居ることにした。

ルルド、サラゴサ、バルセロナ、パリ、北京、天津。

明日の昼過ぎから中国の天津を目指してのなんと丸3日間の果てしない移動の旅。

ルルドから天津へ。聖なる水を持って。

いいんじゃない?

ピレネー越えも最高に楽しかった。

サラゴサから電車に揺られてピレネーの国境を目指す。

サラゴサの乾いた大地が、山が近づくにつれてどんどんと豊かになった。

たまに見える3千m級のピレネーの山々はどれも生きているみたいに表情豊か。

ピレネー越えの日、結局は国境手前にあるAISAという小さな村である音楽祭りに行くことにした。

これが大正解。

バスとヒッチで辿り着いたAISA.

ヒッチを拾ってくれたDABIDと LUCIAは最高にかわいいカップルだった。犬の名前がメロンと何だったっ
け?2匹のかわいい犬達。

昔、南アフリカの友達が、「日本の山にはさ、キノコ族が住んでて祭りの時だけ山を下りてくるよね。

って言っていたけど、DABIDと LUCIAはそんな、祭りの時にだけ逢える山の妖精達みたいなかわいらしい
カップルだった。

2人のお陰でスムーズにAISA(アイシャ)に到着。

そこは御伽話の村みたい。

遠くにピレネーの山がドーンとそびえる。

村唯一のカフェに祭りのアーティストがどんどん集まってくる。

狙い通り、レイブも行われる模様。

マドリッドから来るDJたち。

皆、とても親しみやすく話しかけてくれる。

ちえちゃんという、日本に住んだことのない、マドリッド在住の女の子が主催の一人だった。

村の人達にとってみれば、突如押し寄せてくるスペイン各地の若者達。でもちゃんと一つの輪になって
交流している。

バーの中に居たおじいちゃんは、大事そうに小さな鳥かごを机の上に置いていて、その小鳥を自慢気に
僕達に見せてくれた。

時が止まった様に平和な村。

手作り感溢れる記念すべき第1回AISA MUSIC FESTIVAL

ロック、トランス、ラウンジの三つの音楽が狭い会場の中で上手く共存した最高のお祭りだった。朝方
明るくなりかける頃に力尽きてキャンプ場で野宿。

しらんだ空に光る月が綺麗だった。

まだお祭りは続いていて、後ろ髪をひかれるが、ピレネーを越えてフランスへ。

国境越えのバスの運転手はフランス人に交代。

あかちくんの提案でバスの最前列に二人で座る。

最高のパノラマバス。

今度からバスは最前列だ。

運転手さんは最高のフランス音楽をかけてくれた。

あれ、なんていうジャンルなんだろう。シャンソンかな。

フランス側に入ると、ピレネー山脈は俄然緑が濃く、深くなる。

家の形も変わり、正に別世界に入った感覚。

ボーイ、ガールスカウトの子達が沢山バスに乗ってくる。

土曜日の昼下がり。

ピレネー山脈。いつか家族でもう一度戻ってきたい。

それにしても、パンとチーズとハムの日々。そろそろパスタでも食べたいなー。

でも不思議なことに、ルルドの泉を飲むと、あまりあれこれ食べたい気が起こらなくなってきてる。

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2008-07-25

サラゴサ、水万博行きました。

スペイン、楽しいです。

思いつくまま書いた文章、載せて見ます。

長いです。

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只今、欧州大陸の東部上空。中国国際航空、座席は54A。

あと数時間でパリに到着する。

実に4年ぶりの海外一人旅。家族でこれたら良かったのにと思うが、今回は自由に動くことが必要なの
かもしれない。

久し振りに見る、遥か眼下に広がる雲の海。仕事をしていた頃は良く欧州出張で見ていた景色だったの
だろう。

久し振りに日本語が通じない世界。

北京に夜10時着。次のパリ便の出発が夜中の2時。

免税店が数軒空いているだけで、後は静まり返った北京空港。

テレビの映像、お店に置いてある物、ポスター、どれもオリンピック一色。

新聞記事も、機内の映像も。

成田―北京の飛行機はやけに古いボーイングで、テレビの映像は黄色っぽく焼けていて、音楽を聴こう
と昔ながらのイヤホンをさしてみると、操作ボタンは壊れているし、音も出ない。これが中国なのかな
。なんてちょっと中国のクオリティーを疑ったが、北京―パリ便はやけに新しいエアバス。今も音楽を
楽しみながらこれを書いている。

離陸するなり、日本の映画、「そのときは彼によろしく」を見た。思わず泣いてしまう感動的な映画。
日本映画が今は一番しっくり来る。

金城武主演のジョンカウアイ映画も見たが、エグイ内容で、最後まで見る気が起こらない。でも金城武
は格好良い。

こうやって久々に海外の旅にでて、飛行機に乗るだけで、世界は日本だけじゃなかったことを改めて体
感する。

4年も日本の生活に浸かっていると、うっかり、世界はここだけな気分になってしまう。

頭で分かっても、体では理解できていない。

4年弱の世界放浪の旅をして、世界を知ったつもりになっていたが、まだまだ。僕も随分と世界事情か
ら疎くなっている。

そんな訳で、今回、大学時代の同級生の堀内から頂いたこの旅のチャンスは非常にありがたい。

堀内と出発前に東京の新丸ビルのアフタヌーンティーで話しをした。紅龍さんという女性を紹介する為
だったが、堀内が一冊の本をくれた。

70円で海外旅行をする。そんなタイトル。高城剛さんが書いている。

LCCなる飛行機会社が格安のチケットを販売することで、世界は今よりもっと旅しやすくなる。世界
が良い意味でもっと身近になる。という嬉しい内容の本だった。

確かに21世紀、僕達はもっともっと、フットワーク軽く世界に飛び出すべきなのかも知れない。

同じ肌の色を持つ中国の人達。

お隣の国なのに、良く知らない。初めて着陸する中国の地。ほんの数時間ではあったけど。飛行機が到
着して、反射板の付いた黄色いジャケットを着た人達が飛行機に近づいてくる。

日本だと、皆制服でビシっと決めているが、さすが中国、皆私服でゆるーい感じが伝わってくる。

アジアはデカイ。日本はそのほんの一部。

日本に住んでいると、どうもその辺の感覚が薄れてくる。

そしてこれから数時間後には歩いているパリの街並み。

2001年暮れにティムの家に2ヶ月弱居候したパリ。

どんな風に変わっているんだろう。

あれから7年。世の中は確実に、凄いスピードで進化、変化している。

今回の旅の意味を考えてみる。

スペイン、サラゴサの水の万博。

水をテーマに堀内くん等とラジオの特番を創ろうという話。

水。

確かに、今一番大事な、身近なこととして考えるべきテーマだ。

今回、これからの4週間、水をテーマに自分なりに世界事情を探ってみよう。

そして、どんどん感じたことをここに書き記して行こう。

4時間の北京空港での待ち時間、クレジットカードなんて持ってないので、お店でジュースを飲むこと
すら出来ない。

水をもらう勇気もなく、トイレの水をちょっと啜った。

僕が見渡した範囲ではそこしか飲む手段は見付からなかった。

ラウンジもエコノミーじゃ使えないし。

已む無くソファーで眠りに着く。

水一杯も、意外と手に入れるのに苦労する。

そんな一つ一つの体験を大事に心に留めておこう。

今回の自分の旅の一つのクライマックスはルルドの泉だ。

正也さんから教えてもらったルルドの泉。まさかこんなに早いタイミングで訪れるチャンスが来るとは
思わなかった。

どんな風にして辿り着くのだろうか。楽しみだ。

これから、ネット環境、電源環境はどんなもんだろうか。

カメラは一眼レフで良かったんだろうか。

亜衣ちゃんにはスカイプに入って貰っておけば良かった。

普段フリーメールで使っているアドレスをパソコンに取り込んでおくべきだった。

などなど、旅をしてみて気がつくちょっとした準備が色々とある。

これらも全て貴重な体験。

これからも家族を持ち、定住場所を持ちながら、旅人としての感性を失わずに、フットワーク軽く、世
界各地に足を運びたい。

百聞は一見にしかず。

やっぱり動いてみて初めて分かることが沢山ある筈。

これから4週間、どんな体感が待ち受けているのか。

兎に角健康第一。無理せず、楽しく旅を続けよう。

快く送り出してくれた家族達に感謝。

そして、普段お世話になっている全ての友達に感謝。

ここから何かが始まる。

さ、パリに着いたら何しよう、何処に行こう。

ステファンには果たして連絡取れるだろうか。

今日はどこで寝ているんだろう。

いやー、久々のこの放浪感。

とりあえず、美味しい赤ワインとチーズ、バゲットでも買って、道行く人を眺めたい気分。

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只今、チーズとバゲットと赤ワインをゲットして、講演でこれを書きながらチェステーブルに座ってい
る。モンパルナス駅近くの公園。

礼文島で出逢ったステファンと6時にモンパルナス駅で待ち合わせ。

シャルルドゴールから携帯に電話した。テレフォンカードがキオスクにも売ってなくて、最初は一苦労
。ホテルでやっとコインの公衆電話を見つけた。

町の中心に出たのが10時まえ。未だ何処も空いていない。

久々のパリに戸惑う。何処に行こうか。宛もなく彷徨うと、ノートルダム寺院に辿り着く。帽子のまま
入ろうとして注意される。

パリに、欧州にこれたことを御礼した。さて、これからどうしようか。

荷物を預けるか。とまたフラフラと歩いているうち、南を目指していた。

大きな公園を見つける。ルクセンブルグ公園。よし。小さなスーパーで赤ワインとチーズ、そして向か
いのパンやでバゲットを入手。

スーパーではユダヤ教徒の若者らしき、体格の良い若者、といっても同い年くらいか?に物乞いをされ
てちょっと面食らった。それまでも、その後も、何度か物乞いに逢う。やはり、パリは貧困と優雅な暮
らしが背中合わせの街。

公園につくまでは気持ちも落ち着かなかったけど、公園の芝生に腰を下ろして、子供達が追いかけっこ
をする声を聞きながら、晴れた午前中にワインとチーズとバゲット。これでグラウンディングされた。

悩んだ挙句にかった一番安くて大きなチーズ。悪くない。歯ごたえが良くて美味しい。さすが本場。バ
ゲットも、何が違うのか、歯ごたえが何とも良い。今、スズメがパンを求めて僕の直ぐ近く、20cm
ほどまで近づいてきた。

動物までもが積極的。

そう、今もワインでほろ酔いだけど、水はなかなか見付からない。

どの公園にも飲み水が無い。

おっと。またスズメちゃんが。

ということで、水はやっぱり大事。後で買いに行きますか。

遠くの土地に来たら、先ずその土地のものを食したり、飲んだり、喫煙したりするのが一番そこに慣れ
る近道なんだと感じた。

今日はフランス南部の赤ワイン。銘柄はBERGERAC。映画、シラヌド・ベルジュラックの舞台になった処
だろうか。

公園でワインに酔うと、なんだかすっかりパリに慣れた気分。

オレンジのマットを敷いて芝生に寝そべると、もうすっかりパリジャン気分。

やっぱり、歩きの旅の経験はどんな旅にも応用出来る。生活の全てを上手くリュックに詰め込むってこ
とはとても大事なスキルなんだ。

同じものを持っていても、それを何処に入れておくかも大事なスキル。

そんな旅感覚を少しづつ呼び覚ます。

ルクセンブルグ公園を出て、また南を目指す。

途中、可愛いポストカードを2枚購入。一眼を首から提げて、興味あるものをパチパチと撮る。楽しい

ピカソ通りとやらを歩くと、小さくて可愛いお店が沢山あった。

亜衣ちゃんと一緒に来たかった。亜衣ちゃんがすきそうなお店が沢山だ。

写真に収めて、帰ったら説明してあげたい。

2本で1ユーロの葉巻も買ってみる。1本売り、流石ヨーロッパ。

モンパルナス駅にくると、途端に雑多な雰囲気に変わった。

南部は人種がもっと入り乱れている感じ。

それにしても、公園で見た子供達も、実に人種さまざま。黒人と白人が程良く混じっている。

パリ、そこはとてもコスモポリタンな場所なんだと思う。

なーんて、ほんの一部を垣間見て思ったこと。

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バルセロナにやって来た。

耕慈が手配してくれて、バルセロナのカタルーニャ広場から北に数ブロックいった処のアパートを借り
ている。

なんだかすっかりバルセロナの住人になったような気分。

バルコニーからは賑わった裏通りが見下ろせる。

バルセロナの活気は思った以上だ。

以前来た時は確か98年。プラハに長期出張で住んでいた時に日本から来た友達と待ち合わせて週末の
2泊3日を過ごした。

あの時は中心街のホテルに泊まって、目抜き通りを歩いてという、一般的な観光コース。

今回は綺麗に改装されたアパートの一室。

道路をはさんで向かいの同じ2階正面には老夫婦が住んでいてバルコニーには鳥かごが置いてある。生
活感が漂う裏通り。多分ほんの数年前までは普通の裏通りだったのが、バーが出来、カフェが出来て、
観光客で賑わっている。

上手く生活空間と観光空間が共存している感じ。バルセロナの人の生活の懐にスッと入り込んだ感覚。

キューバを思い出す。活気にあふれる通り。

日差しも強い。

シエスタが生まれるのも理解できる暑い昼下がり。

昨日、今回の旅のメンバーが粗、全員集合。

デイリープラネットのDJの堀内、堀内と一緒にラジオ番組を創っていた耕慈と奥さんの京子、そのラ
ジオ番組時代に一緒に仕事をしていた坂野くん、佐藤くん、
そしてデイリープラネットのウェブ担当の星君。そしてあかちくんと僕。総勢8名の大家族。

今晩にはあかちくんの彼女のおしりちゃんも到着して総勢9名の大家族。

明後日には皆でサラゴサの水の万博を目指す。

一体どんな旅になるのだろう。

8人が一緒にくらすアパートの一室。

今は昼下がりの風が気持ちよい。

星くんが持って来てくれたi podとスピーカーからはジャジーな気持ち良いサウンド。坂野君とあかちく
んはソファーで昼寝。

鎌田夫婦は部屋でシエスタ中。

で、星君と僕はパソコンに向かっている。

なかなか悪くない8人家族のバルセロナ。

朝は皆で市場に行って朝ご飯。

フランスパンのスライスにカニと鰯がのったやつとか、イカやキッチュ。冷えた白ワイン、そして冷え
たテーブル赤ワイン。どれも美味しかった。

なかなか塩味がきついけど、ニンニクが気持ちよく効いていて美味しい。

あきらかに頼みすぎで余ったけど、お持ち帰りして無駄なく朝ご飯終了。

カフェのカプチーノもなかなか。

アパートから数ブロックで何でも揃っている。
偉く住みやすい地域だ。もう愛着が湧いている。

パリに比べるとやっぱり南国の緩さがある。

この仲間でこれから何が生まれるんだろう。

それぞれの持ち味のパズルが上手くはまったら凄い絵が出来上がる筈。

水の万博。水の都サラゴサ。

屋上のテラスはガンガンに日が照り付けていたけど、シャワーの水が冷たくて気持ちよい。

海水パンツを忘れて、褌で水浴び。

皆でデッキチェアーを出してサングリアを飲んだり、スイカを食べたり。

ゆったりと楽しい8人の時間が過ぎる。

堀内、ありがとう。こんなに素敵な場所を選んでくれた耕慈、ありがとう。
8人の仲間にありがとう。

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気がつけば9人家族の旅はあっという間に終わり、あかちくん、おしりちゃんと3人でサラゴサに居る

もう皆は今頃飛行機の中だろう。坂野くんはもう東京に帰っているはず。

9人家族の4日間。

上手いこと歯車が噛みあうと、9人でこんなに楽しく旅が出来るんだ。

そういえば、2006年の夏に大雪山をトレッキングした時も9人だった。

昔、「九つの性格」って本を読んだことがある。

確かペルシァだかアフガニスタン辺りに伝わる話で、人間は大きく分けて9つのタイプに分かれるそう

今回の9人、その9つのタイプに上手く分かれてたのかも。

とにかく、チームワークバッチリで旅を楽しめた。

皆を見送るサラゴサ駅のカフェで、旅の総括を録音した。

今回の旅から何が生まれるのか。

水の万博を目指すスペインの旅。

バルセロナ、シッチェス、グエラ山脈、サラゴサ。

こんなにスペインの大地って乾いてたんだってことに一番驚いてる。

水の都、サラゴサ。

大きな川が流れて、町中には噴水があちこちにある。

でも正直、僕はもっと水に溢れる町を勝手に想像していた。
何処に行っても笑顔、活気に溢れる街並み。
住んでみたい気もする。でも、やっぱり日本の緑豊かな、水が豊富な感じが好きだ。

そう、この旅で、日本の良さを再認識中。

坂野くんのお陰で、日本のパビリオンを列に並ばずに見せてもらった。

江戸時代の四季折々、自然に即した生活を河童ちゃんが案内する映像。

感動的だった。

四季があって、常に自然の豊かさを肌で感じることが出来る生活。

そんな生活がしたい。

渡邊貞夫さんの世界の子供達とのセッションも良かったけど、

昨日の夜に見た、山本寛斎さんの「命の祭り」は凄かった。

「龍」がテーマの祭り。

大太鼓、手筒花火、長崎のどんたくで出てくる様な龍。

そして、出ました。巨大な龍の気球。

会場を目一杯使った「命の祭り」

祭りの間中、遠くの空には雷が。

そして祭りが終った瞬間に会場は土砂降りの雨。

10分程で雨が止んだ。

龍神が来てましたねー。

自然と人間の共演。圧巻で、暫く会場から離れられなかった。

祭りに出演していたスペインの人達の最高の笑顔。

サラゴサの水の万博、パビリオンだけかと思いきや、そんな奇想天外なショーで溢れてた。

水がテーマの旅。

明日からはルルドの泉を目指します。

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2008-07-18

パリからバルセロナへ

今日、バルセロナに到着。只今、カサ・アジアってビルの4階でインターネットしてます。

久しぶりの欧州。やっぱり色々と洗練されてます。

北京経由パリ行きの中国国際航空。

成田ー北京の飛行機はヘッドホンは壊れてるし画面は黄色いし、大丈夫かなーと軽く不安になりました
が、北京ー成田は新しい飛行機。

「そのときは彼によろしく。」って日本映画を観ました。

誰か観てませんか?

なかなか感動の映画。

金城武主演のジョンカウアイの映画も観たけど、こちらはちと内容が辛く、やっぱり僕は素朴な日本映
画が好きだなー。

でも金城武は格好良かった。アジアを代表する役者なんでしょう。

こうやって飛行機の中であれこれ映画を観ながら目的地のことを想像してワクワクする感覚。久しぶり
でした。

パリはやっぱり全部がこじんまりとお洒落に収まっていて、高層ビルなんかは市外に建ててました。

乗り捨て自由の自転車置き場があちこにに。自転車率も高くて流石。

2年前に北海道の利尻島で出逢ったステファンのご実家にあかちくんとお世話になり、昨日はこれまた
可愛い、りんごの木や花が咲く、お母さんの自慢の庭で、ワインとチーズとパスタ。いやー、気分はす
っかりヨーロピアンです。

夜、セ−ヌ河にかかる通称「芸術の橋」は欧州の若者であふれてました。
なんでも、8月にはセーヌ河沿いに人口の砂浜が登場して、音楽であふれるそう。
流石パリジャン。仕事忙しくて海にいけないならパリの中に砂浜創っちゃおうって発想が凄いです。で
、この発想が好評で、ニューヨークなんかでも人口の砂浜が出現中とか。

こうやって都会にこれる機会もとても有難いです。
百聞は一見にしかず。

パリは気持ちよい国際都市でした。

さて、バルセロナはどんな処でしょうか。

それにしても、欧州内の航空会社は格安の会社が沢山。

出発前に堀内くんにもらった高城剛さんの本にもあるとおり、航空革命と言われる程に航空代金が下が
っているそうです。

ちなみに僕たちが日本からインタ−ネットで買ったチケットがパリ-バルセロナ往復で3万円。
探せばもっと安いチケットもあるそうです。

インタ−ネットから日本に居ながらにして、簡単に欧州内のチケットが買えてしまう時代。

恐る恐る名前をカウンタ−で告げるとあっさりとチケット入手。

世界がどんどん狭くなっていることを体感します。

いやいや、それにしてもユ−ロは強い。

98年頃はお手頃だったのに。

と時代の流れを感じてしまった旅人よりの欧州レポートでした。

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2008-07-15

4年振りの海外旅行

4年振りの海外旅行
今晩、成田から飛行機に乗って、4年ぶりの海外旅行に出発です。

8月11日まで。行き先はスペインと中国、目指すはサラゴサの水の万博と北京のグリーンオリンピッ
クウォーク。

東京FMの人気番組、デイリープラネットでDJをする堀内くんが誘ってくれて実現したスペイン、サ
ラゴサの水万博訪問。

彼はデイリープラネットの番組を万博内で収録。僕はそれに同行して、彼と一緒に「水」に関する特番
創りのアイディアを練り、素材があれば収録する。

僕にどんな役割が果たせるのか。

有り難く頂いたこのご縁、しっかりと次に繋がる旅にしたいです。

「水」をテーマにどんな番組が創れるのか。

可能性は無限、∞にある気がしますが、その分、的を得たテーマにしたいです。

サラゴサ万博は総勢9名の大家族旅行。

そして後半は中国へ。

北京オリンピック開催に向けて、10ヶ月、3千キロの徒歩の旅をしているポールと木乃実さんの最後
の8日間の旅に同行します。

嬉しい!

「一緒に歩きたい。」とずっと思っていましたが、直前になって堀内くんからチャンスを頂きました。


北京経由パリ行きのチケットを入手。
中国国際航空。
生まれて初めての中国。

そして家族を置いての4週間の単身旅行。
父ちゃん、しっかり仕事してくるから。
一回り大きくなって帰ってくるから。

スペイン後半と、中国は、歩き仲間のあかちくんとの男2人旅。

荷物は最低限。でもなんやかんやで12kg位。

たるんだ下っ腹を引き締めてきます。

そして今日までの簡単な近況報告。

人間力大賞、残念ながら、今年は入賞ならず。
しっかりと目的を持って生きている、人間力溢れる人達に出逢えました。

塚ぽん、わがままを聞いてくれてありがとう。

不忍池の蓮を見ながら飲んだビール、美味しかったなー。

これからも人間力を追い求めて行きます。

そして、室蘭の光のアートプロジェクト。
http://www.hikariart.net/index.html

黒田さんがトークショーの中で描いてくれた似顔絵、出来過ぎ。というか相当に美男子系です。この写
真、僕的には永久保存です。

室蘭の空に延びる何筋もの光の柱、綺麗でした。

当別町の山口さんの廃校で行ったアイヌのウォークのファイナルイベント。葦舟を創って20本のミズ
ナラ、エゾ山桜を「ラブ植樹」

愛する人と一緒に植える「ラブ植樹」。

ラブ植樹の産みの親は仁さんとみゆきさん。
仁さん、みゆきさん。ラブ植樹、中国でも広めて来ます。

そして、しずかちゃんのお陰で東京での講演も無事終了!
札幌では登山家の栗城くんとジョイント講演をさせて貰いました。

あの夜集まってくれた皆様、秋には札幌で一緒に木を植えましょう。しっかりと企画させて頂きます。
宮の森計画、是非進めたいです。

と言う訳で、夏真っ盛り、新しい旅のスタートです。

最後に、サイトを創ってくれた佐賀さん、関屋さん、そしてエチオピアのてっちゃん、ありがとうござ
います!

なななんと、サイトが誕生です。

www.seedman333.org

では、ぼちぼち荷造りして出発でございます。
スペイン、中国でのネット環境は如何に?!

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